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先日、高校の先生達を対象にインプロを使った研修を行いました。
普段は生徒達に指導をする立場の先生達。
「即興で創る演劇」と聞いて、また、講師の「まずは、子供の頃に戻って楽しみましょう」という言葉を聞いて、始めは戸惑っていた先生もいたようです。
けれども、やはり何事も考えるよりまず体を動かすことで不安は消えるんですよね。
始まってしまえば、いつしか笑い声が教室のあちらこちらに響き渡っていました。
そして、この楽しい空間の中にも先生方にとっては多くの気づきがあったようです。
ついつい頭で考えてしまうという癖に気づいた先生、
生まれてくる直感に無意識にブレーキをかけてしまい、s正解を追い求めている自分に気づいた先生、
また、自分の思っていたことと違う反応が相手からくることで、個々の多様性を瞬時に対応することに戸惑っている自分に気づいた先生もいました。
最後の振り返りでは、先生方からこのような声が聞こえてきました。
・固定観念にとらわれずに、どうやって関わっていくか、発想していけるかということの大切さを知った。
・今まで何か起こると悲観的になってしまっていたのは、他の人の意見を聞き、活かそうとしていなかったからだと思った。
・自分には体で表現することが不足していることに気づき、今後は生徒達に全身で伝えていきたい。
私は、常日頃から学校の先生方に是非「インプロ」をやってほしいと思っています。
ひとつは、多様な子ども達の変化を瞬時感じ取り、対応していく為。
ひとつは、多様な子ども達に伝えていく立場である為。
そして、もうひとつは子ども達の身近にいる先生達が、
先の見えないことに対してワクワク楽しむ姿でいて欲しい為です。
「インプロ」は台本や打ち合わせがありません。
なので、エンディングを迎えるまで、先は見えずその中でストーリーを創り上げていきます。
今回、はじめは頭がフリーズしていた先生方も、最後には自分から生まれてくるものを信じ、そして、相手を受け入れ、次を生み出していくことを子供のように楽しんでいらっしゃいました。
先が見えないからこそ楽しく、だからこそ積極的に何かに関わりたくなるものなのです。
「インプロ」で先を生み出す楽しさ、何かに関わる面白さを味わった先生達は、学校で生徒達と一緒にお互いにとってかけがえのない瞬間を、これからももっとたくさん創り出していくことでしょう。