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演劇教育の先にあるもの

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先日都内で、いくつかの養護学校で演劇教育に従事されている先生方を対象とした、
インプロワークショップが行われました。
普段から様々な障がいを持つ生徒の皆さんと演劇という創造活動を
やっていらっしゃる先生方だけあって、
とにかくエネルギッシュでとても吸収力のある先生方ばかりでした。

今回は、初めは演劇教育を指導する側として、指導ツールを得ようとご参加頂いた
先生も少なくなかったようですが、実際に体験をされた中で、ご自身の中に多くの発見があったようです。
その中でも実際に預かっていらっしゃる生徒さんを思い浮かべて、
「相手を読み取るのは必要なのは、言葉だけではない。」というお話をされる先生が多くいらっしゃいました。
そして、そのために必要なのは、
・頭を柔らかくすること。
・相手に集中すること。
・受け入れるというより、委ねる気持ち。
・読み取ろうとする強い想い。
などなど、と色々なご意見を伺うことができました。

また、無心に楽しむことができたことが、新たな自分発見の機会になった
先生もいらっしゃいました。
「無心に楽しむ」これって、結構大切なことだと思うんです。
ついつい正しいことを探してしまう自分がいませんか?
そうすることで、意外と自分の可能性を制限しているかもしれません。

これは、子どもの成長の上でも決して例外ではないでしょう。
演劇という表現活動を通した教育は、対象によって形を変えることで、
どの子ども達も平等に受ける権利があると私は思っています。
なぜなら、表現というのは有限ではないからです。
なので、より多くの子ども達に、演劇という無限の可能性が広がる中で、
それぞれのもつ感覚を駆使して、他者への自分なりの表現を培い、
「無心で楽しむ」中から、自己肯定感を育んで欲しいと強く思います。

その為にも、日本中にたくさん「演劇教育」に携わる先生が増えて欲しいですね。
そして、その先生達には常に「楽しむ心」を持って、自身の感覚を鍛えて欲しいものです。

明治から長い歴史がある「劇教育」ですが、必要性は問われても
未だ教育の媒体としてみる文化は残念ながらありません。
それは、やはり体系化が難しいというのも一つの要因かもしれませんね。
インプロは、いくつものゲームがあり、ある程度体系化しており、
欧米でも授業の一つとしてカリキュラムに組み込まれています。
日本中の教育機関に「演劇を通じた表現教育」として、
インプロが広まることが近い将来あるかもしれません!!

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