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まなびピアへ行ってきました!

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前日の大嵐の影響で、茨城県内の交通事情が大変なことになっていましたが、
予定より少し遅れて、なんとか水戸に到着しました。

現地は土曜日ということもあって、会場周辺にはご家族連れが多かったように思います。
今回私達のブースで行われていた「インプロ(即興劇)体験会」にも
あるご家族が来てくださいました。
小学校低学年の男の子お二人とお父様とお母様。
とても仲の良いご家族で、終始笑いながらゲームに取り組んでいらっしゃり、
特にお父様が率先して色々なことに挑戦している姿がとても印象的でした。
言葉を使わずにものの形になるゲームでも、色々なポーズを他の人に回していくゲームでも、
ためらうことなく常に一生懸命動いていらっしゃいました。
子ども達が積極的に動いていたのもお父さんのそんなステキな姿を目の当たりにしたからかもしれません。

そして、僕達はインプロの体験から、色々な想像が膨らんだのでしょうね。
ゲームが終ってから、ご両親とインプロについてお話をしている間、
彼らは退屈することなく、自分達でいろんなポーズをとって独自の遊びを始めていました。
その姿を見て、子どもはどんな時でも遊びを生み出す力があり、
その瞬間一つひとつが、彼らが自分を表現する大切な瞬間なのだと思いました。

「大人の姿が、子どもに元気を与える」
そして、「子どもの元気は、たくさんのことを生み出す」
このステキなご家族のインプロに取り組む姿から、
そんなことを感じさせてくれた一日となりました。

演劇教育の先にあるもの

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先日都内で、いくつかの養護学校で演劇教育に従事されている先生方を対象とした、
インプロワークショップが行われました。
普段から様々な障がいを持つ生徒の皆さんと演劇という創造活動を
やっていらっしゃる先生方だけあって、
とにかくエネルギッシュでとても吸収力のある先生方ばかりでした。

今回は、初めは演劇教育を指導する側として、指導ツールを得ようとご参加頂いた
先生も少なくなかったようですが、実際に体験をされた中で、ご自身の中に多くの発見があったようです。
その中でも実際に預かっていらっしゃる生徒さんを思い浮かべて、
「相手を読み取るのは必要なのは、言葉だけではない。」というお話をされる先生が多くいらっしゃいました。
そして、そのために必要なのは、
・頭を柔らかくすること。
・相手に集中すること。
・受け入れるというより、委ねる気持ち。
・読み取ろうとする強い想い。
などなど、と色々なご意見を伺うことができました。

また、無心に楽しむことができたことが、新たな自分発見の機会になった
先生もいらっしゃいました。
「無心に楽しむ」これって、結構大切なことだと思うんです。
ついつい正しいことを探してしまう自分がいませんか?
そうすることで、意外と自分の可能性を制限しているかもしれません。

これは、子どもの成長の上でも決して例外ではないでしょう。
演劇という表現活動を通した教育は、対象によって形を変えることで、
どの子ども達も平等に受ける権利があると私は思っています。
なぜなら、表現というのは有限ではないからです。
なので、より多くの子ども達に、演劇という無限の可能性が広がる中で、
それぞれのもつ感覚を駆使して、他者への自分なりの表現を培い、
「無心で楽しむ」中から、自己肯定感を育んで欲しいと強く思います。

その為にも、日本中にたくさん「演劇教育」に携わる先生が増えて欲しいですね。
そして、その先生達には常に「楽しむ心」を持って、自身の感覚を鍛えて欲しいものです。

明治から長い歴史がある「劇教育」ですが、必要性は問われても
未だ教育の媒体としてみる文化は残念ながらありません。
それは、やはり体系化が難しいというのも一つの要因かもしれませんね。
インプロは、いくつものゲームがあり、ある程度体系化しており、
欧米でも授業の一つとしてカリキュラムに組み込まれています。
日本中の教育機関に「演劇を通じた表現教育」として、
インプロが広まることが近い将来あるかもしれません!!

先生達とインプロ!

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先日、高校の先生達を対象にインプロを使った研修を行いました。
普段は生徒達に指導をする立場の先生達。
「即興で創る演劇」と聞いて、また、講師の「まずは、子供の頃に戻って楽しみましょう」という言葉を聞いて、始めは戸惑っていた先生もいたようです。
けれども、やはり何事も考えるよりまず体を動かすことで不安は消えるんですよね。
始まってしまえば、いつしか笑い声が教室のあちらこちらに響き渡っていました。

そして、この楽しい空間の中にも先生方にとっては多くの気づきがあったようです。
ついつい頭で考えてしまうという癖に気づいた先生、
生まれてくる直感に無意識にブレーキをかけてしまい、s正解を追い求めている自分に気づいた先生、
また、自分の思っていたことと違う反応が相手からくることで、個々の多様性を瞬時に対応することに戸惑っている自分に気づいた先生もいました。

最後の振り返りでは、先生方からこのような声が聞こえてきました。
・固定観念にとらわれずに、どうやって関わっていくか、発想していけるかということの大切さを知った。
・今まで何か起こると悲観的になってしまっていたのは、他の人の意見を聞き、活かそうとしていなかったからだと思った。
・自分には体で表現することが不足していることに気づき、今後は生徒達に全身で伝えていきたい。

私は、常日頃から学校の先生方に是非「インプロ」をやってほしいと思っています。
ひとつは、多様な子ども達の変化を瞬時感じ取り、対応していく為。
ひとつは、多様な子ども達に伝えていく立場である為。
そして、もうひとつは子ども達の身近にいる先生達が、
先の見えないことに対してワクワク楽しむ姿でいて欲しい為です。

「インプロ」は台本や打ち合わせがありません。
なので、エンディングを迎えるまで、先は見えずその中でストーリーを創り上げていきます。
今回、はじめは頭がフリーズしていた先生方も、最後には自分から生まれてくるものを信じ、そして、相手を受け入れ、次を生み出していくことを子供のように楽しんでいらっしゃいました。
先が見えないからこそ楽しく、だからこそ積極的に何かに関わりたくなるものなのです。

「インプロ」で先を生み出す楽しさ、何かに関わる面白さを味わった先生達は、学校で生徒達と一緒にお互いにとってかけがえのない瞬間を、これからももっとたくさん創り出していくことでしょう。

青空の下でのインプロ

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先日、200人近くの高校生達と屋外でインプロをやりました。
芝生の上で自由に飛び回る生徒達のパワーには、こちらも圧倒され通しでした。

始まるまで「インプロ」を知らず、何をやらされるのかわからない高校生達。
新1年生のオリエンテーションということもあり、彼らにとって
未知の世界は余計に恐かったのでしょう。
体と心がこれから起こることに対して完全に構えてしまっており、
最初は「面倒くさい~」「かったるい~」の連発でした。
けれども、次第にゲームを成立させるには何が必要なのかを自然と考えるようになり、
はじめは「動く」行為に対して否定的だった生徒達が、気がつくとゲームの中で
「あ~すればいいんだよ」「やった!」など自分達の「動き」を自発的に振り返るようになっていました。

自発的に動き出した彼ら達が、自分達の力で目の前に起こっていることを
楽しむようになるまでにそう時間はかかりませんでした。
あるチームでは、10秒で言葉を使わずにみんなであるものの形をつくるというゲームで、
いつの間にか何秒でできるかというゲームに発展していました。
またあるチームでは、提案を肯定し合って行動するゲームで、
お互いのアイデアが楽しくてどんどんお話が発展していきました。

変化が激しく先がどのようになるのか誰にもわからないこの現代、
これから社会に飛び込む子供達にとっては、将来への一歩はとても不安で勇気がいることでしょう。
中には、その不安から一歩を踏み出せないでいる若者もいるのではないでしょうか。
でも実は、目の前に起こっていることを受けとめ、自分の足で動くことによって、
その環境を楽しみ、自分の力で先を創り出すことができるんですよね。

青空の下、頭上の空間が無限に広がっている中でのインプロだったこともあり、
心と体が解放され、彼らの創造力・楽しむ力がより一層発揮されたようでした。
この時間を通して、「楽しむ」ことは自分で創り出すことができるんだということに
気づいてもらえたなら・・と思います。

彼らの3年後・5年後・10年後・・そしてもっと先の将来がとても楽しみです。

伝えたいことを表現する

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皆さんは伝えたいことをどんな時でもきちんと伝えることが出来ますか。
「伝えること」「表現すること」  やはり難しいですよね。
「あ~、あの時こう伝えられたなら・・」とか「人前でもう少しうまく伝えられたなら・・」など、
誰しもそんな経験があるのではと思います。
でも、同時に「伝えることの楽しさ」があるということを我々が知っているのも事実ではないでしょうか。

先日、JUNEC(こども国連環境会議)で行われた国際フォーラムで
小中高生120名を対象としたインプロのワークショップを行いました。
今回のワークショップは、「インプロ」を通して子ども達の表現力を
向上させることをねらいとして行われました。

それにしても、10代の勢いというものは素晴らしいものです。
始めは何が起こるのだろうと不思議そうな顔をしていた参加者の皆さんも
ゲームが始まるとあっという間にすごい盛り上がりをみせました。
「相手を感じる」「周りを感じる」彼らにとって、そんな時間が
楽しくてしょうがなかったようです。
そして、その中から自己を主張し表現する力が少しずつ見えるようになってきました。
最後にはチームに分かれて、身体の形を使って絵本を創ったのですが、
開始当初は、明らかに誰かのアイデアに乗っかるだけに留まっていた皆さんも、
気づくと自分から仕掛けたり、中心で表現をするようになっていました。
また、小学生のチームは大人が驚くほど、お話が予想以上の展開をどんどん生み出していました。
架空という安心した環境だからこそ、ちょっと冒険をしてみたり
いつもより大胆になって前に進めたのかもしれません。

そして、私は仕事の関係上見られなかったのですが、このワークショップの後に
行われたグループ発表の場では、皆さんがのびのびと楽しそうに
発表をされていたそうです。
彼らは3時間の「インプロ」体験を通して、頭でなく身体で「伝えること」「表現すること」を感じ、
そしてそこに楽しみを覚えてくれたのではと思います。

「表現すること」は決して一方通行ではありません。周りとの相乗効果があって
こそ、成り立ちます。
「インプロ」はエンタテインメントです。観客がいてこそ
そこにプレーヤー達の表現が生まれ、新しい物語が創られるのです。

国際化社会で生きていくことが余儀なくされる現代社会で、これからの時代を
担う子ども達にとって、今まで以上に「表現すること」は自分を活かす
大切な手段にもなるでしょう。
それだけに、彼らにはいかなる場でも自分の伝えたいことに真摯に向き合い、
その気持ちを受け入れ、そして、何よりも「表現すること」を大いに楽しんで欲しいものです。

「インプロ」体験・・それが彼らにとって「表現」の楽しさを知る
きっかけづくりになればと思っています。

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