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一つになれる喜び

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「一心同体になれたみたいで、楽しかった」
「○○ちゃんが私が思ったことと同じように動いてくれたのが嬉しかった」

先月のキッズクラスでの子ども達のコメントの一部です。
この日、シニアクラス(高学年クラス)では、インプロのゲーム「二人羽織」をやりました。
二人1組で前後に立ち、一人が後ろから手を出し手で伝えたいことを表現、
そして、前にいる一人がその人物となって言葉で表現するというゲーム。

このゲームで大切なこと、それは、お友達が手で伝えていることを言葉にし、
言葉で伝えていることをボディーランゲージで伝えていくことです。
そのキャッチボールで、様々な達人のキャラクターを創り上がっていったのですが、
とにかく皆、パートナーであるお友達が伝えてくることが互いに楽しいらしく、
伝え合うことが止まることはありませんでした。

今回、このゲームで、子ども達には色々な分野の達人となってもらいました。
例えば、折り紙博士の折田さんになった子ども達がいました。
彼女に「いつから折り紙やっていたのですか?」と聞くと、
指を小さく動かす手役のパートナーを受けて、
「お母さんのお腹にいた頃からです。」と答える折田さん。
そして、「お母さんの皮膚を使って小さく折り紙していました」
と話す担当の子が言うと、
今度はその言葉を受けて、手役の子が手でお母さんのお腹の中にいる動作を表現し、
小さく小さく折り紙をし始めたのです。

これには、見ていたメンバー達も大笑い。
それもこの発想、まるで一人の人物かのように、お互いでアイデアを伝え合い、
それを活かしているうちに自然と誕生した発想でした。

その他にも、2段のピアノを自由に操る中指が25センチもあるピアニストや、
DSの水泳ゲームを片手で世界一早くクリアでき、片手ずつ2つのDSを操れる外国人のディーさん、
重たいバチを10本の指につけて、指と腕を鍛えることで10本のバチを操る太鼓名人太田さん、
また、大きなカブトムシを育てる伝説の姉妹によるカブトムシのしつけを披露など・・
どの達人たちも二人で1人を演じていましたが、お互いがお互いのアイデアを活用して、
気がつくと二人の間にはタイムラグなく、あうんの呼吸で動いている
子ども達の姿が見られるようになりました。

「見ていても、本当に1人の人みたいで面白かった」
「○○ちゃんと一緒の人間になったみたいだった」

そんなコメントもありました。

子ども達が、何故、これほどまでに一つになれたのか。
何故、お友達が出しているアイデアに考え込むことなく、アイデアのキャッチボールが出来たのか。

一つには、お友達にやりたいことをきちんと伝える、そして、そのお友達がやろうと
していることをしっかり見る、聞くということがあったからだと思います。
このゲームの前に、言葉を使わずにあるアクティビティを一人ずつ伝え、
それを皆で当てるというゲームをやったのですが、子ども達は一生懸命伝え、
そして、一生懸命それを読み取ろうとしていました。
その姿はまさに真剣そのもので、子どもならではの強い集中力を感じずに入られませんでした。
その力が、二人羽織でも発揮されたのでしょう。
そして、その伝え合い、読み合うことをお互いで心から楽しんでいたからこそ、
二人が一つになれたのだと思います。

とにかく、この日も子ども達の思考と笑いは止まりませんでした。
あっという間の1時間半。
まだまだお話を作りたそうだった子ども達でしたが、続きはまた今月のクラスで・・・

今年も夏休みに発表会を計画しています。
それに向けて、来月以降も子ども達の無限の可能性と共にたくさんのストーリーを
生み出していきたいと思います。

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