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お話し合いのルールとリンクするインプロ

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先日、弊社代表の池上が監修を務めますNHK「シャキーン!」のひらめき
リレーの撮影に同行し、視聴者参加のお子さま達とインプロをやってきました。
(シャキーン!のHPはこちら→http://www.nhk.or.jp/kids/program/shakiin.html#pagetop%20

その際、お邪魔した撮影場所の小学校の3年生のお教室で、
私の目を釘付けにした掲示物がありました。

それは、そのクラスで決まっている話し合いのときのルール。
そこには10のお約束ごとが書いてあったのですが、
それはどれもインプロに当てはまることばかりでした。


・友達の話を受け止めて話す。
・違う考えをできるだけ大切にする。
・自分の考えを無理やり通そうとしないようにする。
・話す人ではなく、話す中身でよく考えて自分で判断する。
・人の話のあげ足をとったり、冷やかしたり、ばかにしたり、
無視したりしない。
・友達が話しているときは黙って最後までよく聞く。
・分からないときは分かるまで何度も聞き直す。
・分からない友達には自分の分かり方を話す。
・皆と違う考え、感じは必ず話す。
・思ったこと、感じたことが、「間違っているかな?」と思っても、そのまま話す。


この10か条をご覧になって、目新しく感じた人は少ないと思います。
ある意味、人と人との交流の上では、常識的なことなのかもしれません。
そして、小学校のときには、先生や保護者がそれを確かに教えてくれていることなのかもしれません。
ただ、知識で理解はしていても、大人になればなるほど、その知識は社会の環境に流され、
なかなか根付いていかないのも事実かと思います。
大人達の社会で、このお約束ごとが守られている会議、話し合いはどれだけあるでしょうか。


話をインプロに戻しましょう。
前述のように、この10か条、インプロで当てはまることばかりでした。

インプロで大切なこと。
それは、他のプレイヤーがやりたいことをしっかり理解して受け止める。
そして、そこで自分ができること、やりたいこと、感じていることをはっきりと他のプレイヤーに伝えることです。

そうしないと、一緒に協力して即興で一つのお話を創ることはできないのです。

自分と違う考えを大切にするからこそ、楽しむことができます。
お互いが自分の感覚、思ったことをきちんと伝えるからこそ、深い理解が得られます。
相手のアイデアを楽しむからこそ、自分達にしかできない世界を生み出すことができるのです。


実際、インプロのキッズクラスでは、お友達のアイデアを面白がり、そこに積極的に関わる姿がいつも見受けられます。
そうすることで、子ども達の遊び心はどんどんとエスカレートし、そこに彼らだけのストーリーを生み出していきます。
その様子は、初めて参加する子ども達は、最初はちょっとその様子についていくのが大変なくらいです。
一見遊んでいるだけに見えますが、相手を批評するところから入らない子ども達は、インプロを知らない大人達より
よっぽど生産性の高いチーム力を持っているように思います。


お話合いに大切なこと、それを知識だけの理解にとどめず、楽しみながら、身につけていくことができる。
それが、「インプロ」だなぁと、その掲示物を眺めながら胸に強く感じました。


ちなみに、この日の撮影に参加したお子さん達は、この10か条がきちんと身に付いているお子さん達でした。
男女2人ずつのメンバーだったのですが、特に女の子達は素晴らしかったです。
インプロをやっている間も、お友達がやろうとしていることを常に楽しむ空気がありました。
その結果、4人全員が楽しみながら、自分達のアイデアを紡ぐことができました。
それができた時の彼らの表情は、とても誇らしげで、最初に会った時より一段と結束力が増していたように思います。

これから、10年、20年、30年経っても、今の心を大切にしてもらいたいと彼らの元気に帰っていく姿を見て、感じました。

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