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皆さんの目の前に「鍵」があるとします。
その「鍵」はどんなカギでしょう?
何のカギなのでしょう?
その鍵を使って架空の世界を想像してみてください。
ほんの1分だけ、現実から離れて考えてみるだけで、ワクワクしてきませんか?
何も湧いてこない・・と諦めないでください。
思い込みを捨てて、挑戦してみるとその「鍵」がもつ世界がワッと広がってくるはずです。
すると、ついさっきまでただの鍵だったのに、とても愛着が湧いてくるでしょう。
キッズクラスは、いつも子ども達のイマジネーションで満ち溢れています。
先日、キッズクラスで同じように子ども達に「鍵」について、聞いてみました。
その「鍵」は、実は美味しい木の実がなる森を人間や動物達から、奪い自分が支配しようとしていた魔女の鍵で、魔女の薬をしまっている部屋のカギだったのでした。
お話はここからスタートしました。
子ども達のイマジネーションは、もう止まりません。
湯水の如く湧き出るイマジーネーションが、彼らだけのオリジナルストーリーを誕生させました。
世界を想像することで、その世界に愛着が生まれ、自ら関わろうとする力が生まれてきます。
どう関わろうか・・ではなく、関わりたくなるのです。
無関心は何も生みませんが、関心を持つとそこに心を動かす何かが必ず生まれます。
心を豊かにするためにも、関わること、関心を持つことはとても大切なことです。
そのためには、小さなことでも興味を持ち、イマジネーションを持って世界を広げてみる。
そうすることで、たとえはじめは関心が持てなくても、心を動かす大切なエレメントになるでしょう。
キッズクラスの子ども達のどんなことでも、面白がっている様子を見て、改めてそう感じるのでした。
それでは、最後にその「鍵」から誕生した彼らのストーリーをご紹介しましょう。
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ここは、木の実や野菜がとても美味しい森。
ここに自分達で食べ物を作って暮らしている人間達がいた。
人間達が恐れているもの、それは、昼間にやってくる猛獣達であった。
彼らは昼間人間の畑を荒らし、そこでできた玉ねぎを潰しては、その液を人間の
目にかけるということをして、
人間達を困らせていた。
そのため、ずっーと、この森では人間と猛獣達の争いが絶えなかったのだ。
しかし、この猛獣達が静かにしている時間があった。それは、深夜の湖。
星を眺める猛獣達は、このときばかりは大人しく、心穏やかであった。
そんなある夜、流れ星とともに、小さな妖精が猛獣達のところに降り立った。
妖精が言うには、実はこの森に魔女が住みつき、人間や動物達を追い払おうとし
ているので、
この森を守るためにやってきたという。
妖精は、すごい力をもった魔女なので、一人では無理なので、猛獣達にも手伝っ
てほしいと頼み、
猛獣達も「この森を守るためだったら」と魔女退治に力を貸した。
猛獣達の力で、魔女は粉々になった。そこに、一つの鍵が落ちていた。
「これは、魔女の薬が隠されている魔法の部屋の扉のカギだ。このカギを使う
と、すべてを封印することができるんだ!」
妖精はそう言うと、粉々になった魔女が復活できないようそのカギを使って魔女
の部屋を空け、そこに魔女の粉を入れて
カギを掛け封印した。
妖精が役目を果たし帰ろうとした時、この森を守るため猛獣達が活躍した噂を聞
きつけた人間達がやってきた。
妖精は人間達に猛獣の活躍を話した。
すると、人間達は猛獣達に感謝し、お礼に猛獣達がこの森の中で好きな場所を永
久にあげることにした。
猛獣達は迷わず、湖を選んだ。
それからというもの、この湖一帯は猛獣のものとなり、人間達は時折彼らのため
に食べ物をここに運ぶようになり。
こうして、この森で人間と猛獣達が一緒に住むようになった。
妖精は・・というと、その後、この森の守り神となったのだった。
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